年間500レッスン以上を指導してきて感じるのは、「上手な子には共通点がある」ということ。
素直に学び、コツコツ努力を続け、何よりチアダンスを楽しむ子は確実に伸びていきます。
今回は、講師として見てきた“伸びる子の共通点”と、保護者ができるサポートのコツを紹介します。
上手な子には共通点がある
チアダンスを教えていると、ぐんぐん上達する子と、なかなか伸び悩む子の違いがはっきり見えてきます。
もちろん柔軟性やセンスなどの個人差はありますが、本当に上手になる子には共通する行動や考え方があります。
① 言われたことを覚えている子
上達する子は、レッスン中に講師から言われたことをよく覚えています。
次のレッスンで「前に注意されたこと」を思い出して意識できるかどうかは、大きな分かれ道です。
その積み重ねが、少しずつフォームや技の安定につながっていきます。
② 素直に実践できる子
講師のアドバイスを素直に受け入れてすぐに試す子は、確実に伸びます。
うまくいかなくてもまずはやってみる、その前向きさが成長の原動力です。
「できない」より「やってみよう」と思える姿勢が、技術を吸収する力を育てます。
③ 家で自主練をする子
やはり上達の鍵は自主練習。
レッスンだけで完璧にするのは難しいからこそ、家での5分・10分が大切です。
チアダンス塾でも、動画を撮って復習する生徒ほど成長が早く、体の使い方が定着しやすい傾向があります。
ただし、「毎日やりなさい」と言われてやる練習では長続きしません。
自分から“やりたい”と思える環境をつくることが何より大切です。
④ 積極的に練習に取り組む子
上達する子は、自分から講師に質問したり、「もう一回やっていいですか?」と挑戦します。
この“積極性”があると、同じ時間の中でも得られる学びが大きくなります。
失敗を恐れずにチャレンジできる雰囲気をつくるのは、教室と保護者のサポートの役目です。
⑤ チアダンスが好きな気持ちが大きい
何よりも大切なのは、チアダンスが好きな気持ち。
好きだからこそ頑張れるし、できなかった技ができた時の喜びも何倍にもなります。
もちろん、誰でも「練習したくない」「もう嫌だ」と思う時があります。
そんな時は無理に叱ったり、「練習しなさい」と言う必要はありません。
少し離れて見守る勇気も大切です。
やる気が戻った時に、また自分から練習を始められるのが“伸びる子”の特徴です。
まとめ|見守ることも上達の一歩
チアダンスが上手な子は、才能よりも素直さ・自主性・楽しむ心を持っています。
講師の話をよく聞き、自分から行動し、何よりチアを楽しんでいる。
その姿勢が、どんな練習よりも大きな成長を生み出します。
そして保護者の役割は、見守りながら信じること。
「練習しなさい」ではなく、「今日も楽しそうだね」と声をかけるだけで十分です。
子どもが自分の力で頑張れるようになること——
それこそが、チアダンスで得られる本当の成長です。

